必要な保障の選び方 - 学資保険・子ども保険の選び方、教育資金の貯め方ガイド

必要な保障の選び方

保障の取捨選択と貯蓄率の関係

貯蓄性保険商品で教育資金を積み立てる一番のメリットは、親に万が一があっても資金を用意できるという保障がつく点です。

各保険会社がだしている学資保険ですが、商品によっては、上記の保障以外に下記のような保障が最初からセットされています。

  • 子どもの医療保障
  • 子どもの死亡保障
  • 育英年金

学資金の計画的な積み立てという目的からすると、これらはいわば付加的な保障といえます。
保険を選ぶときには、保障がたくさんあった方がメリットが多い気がしてしまいますが、保障が増えると当然その分保険料は高くなります。

貯蓄や積立のつもりの学資保険が、無駄な保障のせいで準備する学資金が少なくなってしまうとしたら、本末転倒です。

保障の必要性を判断するには

セットされる保障・特約の内容を理解した上で、本当に必要な保障だけをつけることで、無駄のない貯蓄率を高めた学資保険を選ぶ事ができます。

保障の選び方

■子どもの医療保障
多くの学資保険で、子どもの医療保障が特約で付加できます。
子どもが小さい間は確かに病院にかかることが多いので、必要性を感じる方も多いかもしれません。
しかし、子どもの入院・通院に関する治療費については、「乳幼児医療費助成制度」が適用される期間であれば、ほとんどの医療費を国や都道府県が助成してくれるのです。

市町村によって内容が異なりますが、特に小さい子どもへの助成は必ず受けられますし、中学校卒業までを対象年齢としている都市も少なくありません。

もう1点注意しないといけないのは、特約で医療保障を付けるということは、あくまで主契約は学資保険になる点です。この場合、学資保険の契約が終了した時点で、特約の医療保障も強制的に終了となります。
特に子どもへの医療保障を重視するのであれば、医療保障を主契約とした医療保険を別で契約する方がメリットが多いかもしれません。

■子どもの死亡保障
子どもの死亡時に経済的な保障が必要になるケースは非常に稀ではないでしょうか。
子どもが被保険者となることから、子どもの死亡保障が付く学資保険もありますが、その分何パーセントかの掛け捨て分を保険料で払っていることになります。せいぜい既払込保険料が戻るもので十分ではないでしょうか。

■育英年金
親に万が一のことがあった時に、満期までの間、養育年金が受け取れるものです。
満期を迎えるまでの子どもの養育費の確保という意味では大事な保障ですが、これは本来親の生命保険でつけておくべき保障です。
また、低解約返戻金型の保険で学資プランを作ると親に万が一の事があった時の保障を厚くすることも可能です。

育英年金を検討されるのであれば、まずは保障が重複していないかも含めて、今の生命保険の見直しをされるのがおすすめです。
育英年金がつく学資保険は、ほぼ元本割れしてしまいます。

貯蓄率の高いシンプルな学資保険が人気

当たり前と言えば当たり前なのですが、保障の少ないシンプルな学資保険は、その分、保険料も安くなるし、同じ保険料で学資金を大きく貯めることができます。

最近ではこういった、保障がシンプルで満期時の返戻率(戻り率)を重視した、ソニー生命の学資保険に代表される貯蓄性の高い学資保険が人気です。
また、終身保険や長期定期保険を活用した学資プランも、貯蓄性の高さから注目されています。

どの学資保険がベストかは、ご家庭の経済状況や保険の加入状況、考え方によっても変わってきますが、自分にとって何が必要で、何が無駄なのかを精査することが、上手な学資保険の選び方です。

貯蓄性を重視した学資プラン・低解約返戻金型の保険
低解約返戻金型の保険と学資保険の違い
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