STI学資積立プラン(KFG・菊池ファイナンシャルグループ)、学資保険との違い - 人気の学資保険の選び方・比較、教育資金関連の最新ニュース等。

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STI学資積立プラン(KFG・菊池ファイナンシャルグループ)、学資保険との違い

STI学資積立プラン今回紹介する「STI学資積立プラン」は、いわゆる「学資保険」ではありません。

保険商品ではないので、契約者の万が一の時や、子どもの病気やケガに備える保障はありません。

教育資金の積み立てと保険を分けて考えたい」という方や、「とにかく返戻率の高い運用がしたい」という方に検討の価値がある金融商品です

STI学資積立プランの特徴は...
・返戻率最大278%
・外貨建てで、カナダ国債を中心に運用される金融商品
・積立金は世界的な金融機関HSBCグループの信託口座で管理
・子供が「高等教育機関」に進学しなかったら元本割れ
・途中解約すると元本割れ

返戻率最大278%の理由は...

最大の魅力は、学資保険と比べるとダントツに高い返戻率ですが、この高すぎる返戻率に不信感を持たれる事も多いようです・・。

そもそもSTI学資積立プランは金融商品ですので、保険機能を備えていません。
その分、学資保険と比較すると当然返戻率は高くなります。

積立金の運用は、日本国債よりも数段利回りが高い、カナダ国債を中心に複利・非課税地域で行われます。
カナダ国債の、安全性の指標となる「格付け」は、S&P(スタンダード&プアーズ)の評価で最高ランクのAAAです。

また、進学を途中であきらめた他の契約者や、途中解約された積立金の利子などが、進学した契約者に配分される仕組みもあり、返戻率に貢献しています。

STI学資積立プラン

STI学資積立プランのリスクは...

国内の学資保険にも、リスクがないわけではありませんが、外貨建ての金融商品ならではのリスクがあることはあらかじめよく理解しておく必要があります。

例えば、契約時に返戻金がほぼ確定している学資保険とは違い、STI学資積立プランは運用成績によって受け取る学資金が変動します。

カナダ国債は前述の通り、格付けAAAで、信用リスクについては低いと言えますが、少なくともそういったリスクが存在していることを許容できなければ、STIの学資積立プランはオススメできません。

また、STI学資積立プランは、運用成績とは別に、為替レートによって学資金の受け取り時に損益が発生します。
入金時よりも円安になると差益でプラスに、円高になると差損でマイナスになります

1ドル30円近い円高にならない限り元本割れすることはありませんが、受け取り時の為替レートがどうなっているかは誰にもわかりません。

もし受け取り時に極端な円高であれば、学資金をドルのままで受け取って、円安になるのを待って円に換えるといった方法も可能です。

子供が進学しなければ、元本割れ

個人的には信用リスクや、為替リスクよりも「子供が進学しなかった時のリスク」の方が大きいと思います。

STI学資積立プランは、対象となる高等教育機関に子どもが進学しなかった場合「学資金」は受取れず、解約した場合の返戻金は約7割~8割となり、元本割れしてしまいます。

対象となる教育機関は...
・大学
・短大
・専門学校
・海外の語学学校

など で、 警察学校や予備校などは対象外です。

ただし、満期前であれば18歳未満の非血縁の別の子に、満期後であれば、子どもが22歳になって一度も学資金を受け取っていない場合は血縁関係にある年下の別の子にプランを譲渡することができます。

STI学資積立プランのリスク

敷居は高いが、メリットも大きいSTI学資積立プラン

ネット上でも様々な噂のあるSTI学資積み立てプラン。

国内の学資保険と比較すると、返戻率の高さが異様に感じられるからかもしれませんが、STI学資積立プランは、HSBC信託口座での運用、監査法人のデロイトによる監査、毎年送られる運用状況のレポートなど、ある意味ガラス張りの運用がされています。

外貨建ての金融商品である以上、ある程度の予備知識がないと、敷居が高いのも事実です。

国内の保険会社が販売している学資保険であれば、ネットでも広く情報を収集できますし、各社の商品を比較検討することもできます。
しかし、この低金利時代に長期間利回りを固定してしまう国内の保険商品にはリスクがあるという考え方もあります。

学資保険と、STI学資積立プラン、一概にどちらが良いということはできませんが、いずれにしても教育資金の積み立ては必要となります。
それぞれのメリットとリスクをよく理解した上で、自分にとって最適な積み立て方法を選んでください。